ショーツの重要な部分クロッチとは?役割やお手入れ方法を徹底解説!
ショーツの重要な部分クロッチとは?役割やお手入れ方法を徹底解説!
この記事を読むための時間:5分
クロッチはショーツの股にあたる部分を指します。
ショーツの中でクロッチの持つ役割は大きく、この部分をしっかりお手入れすることでデリケートゾーンが清潔に保てると言っても過言ではないでしょう。
この記事では、クロッチの持つ役割やお手入れの仕方、清潔に保つ方法などをまとめています。
デリケートゾーンに直接触れる部分ですので、普段からしっかりお手入れして清潔に保ちましょう。
クロッチはショーツのどの部分を指す?
クロッチとはショーツの股の部分にあたる内側に縫い付けられた布のことです。
日本語では「股布」といい、英語では「crotch cloth」と呼ばれます。
クロッチはデリケートゾーンに直接触れるところに縫い付けられていて、ちょうどIラインと呼ばれる部分を覆うようになっているのが特徴です。
クロッチがショーツに取り入れられるようになったのは19世紀のヨーロッパです。
当時流行した乗馬用パンツの股部分を補強するために布を縫い付けるようになったのが始まりだと言われています。
その後クロッチはアメリカでも活用されるようになります。
開拓時代のアメリカでは布自体を手に入れることが難しい状況でした。
ズボンの股の部分が擦り切れた時にそこだけでも補強して長く使用できるようにと、股布と見ごろ部分を別々に型どりしたモンキーパンツがカウボーイを中心に普及していきます。
日本でクロッチが取り入れられたのは明治時代からでした。
洋装が普及すると同時にステテコや猿股などの男性用肌着が着られるようになり、股の補強としてクロッチが使用されたのです。
しかし当時の日本女性はショーツを履く習慣がなかったため、日本で女性用の下着にクロッチが普及したのは第2次大戦以降のことになります。
クロッチが持つ役割とは
クロッチはただの当て布ではなく、ショーツのために以下のような3通りの役割を持っています。
ショーツの強度を高める
クロッチを縫いつけるとショーツの強度が高まります。
クロッチの部分はデリケートゾーンの肌に直接あたり、歩いたり走ったりすることで少しずつ擦れてきます。
そうなると次第に生地が傷み、洗濯をしただけでも破れやすくなってしまいます。
生地の傷みを防ぎ、長持ちさせるためにはクロッチの存在は欠かすことができません。
汚れを予防する
クロッチには汚れを予防する役割があります。
女性のデリケートゾーンはおりものが分泌されたり尿が排出されたりします。
股の部分にクロッチがついていないと、これらがショーツを汚してしまうことがあり、最悪の場合は洋服にも汚れがつきかねません。
クロッチが縫い付けてあるとおりものや尿がある程度吸収されるため、洋服を汚すことがほとんどなくなります。
通常のショーツでも汚れを予防するための工夫がされていますが、生理中に着用するサニタリーショーツはさらに機能性がアップしています。
クロッチ部分がナイロン製になっているなど血液を漏らさないために防水機能が高いものが多いです。
デリケートゾーンの刺激を和らげる
クロッチにはデリケートゾーンへの刺激を和らげるための役割があります。
ショーツはナイロンやポリエステルなどの化繊でできているものもありますが、肌の弱い人が履くと刺激が強いために肌が荒れてしまうことがあります。
そのような刺激を考慮し、ナイロンで出来たショーツでもクロッチ部分だけは綿や肌に優しい素材を使用していることが少なくありません。
綿や肌に優しい素材のクロッチがついたショーツを身につけることで、肌への刺激が少なくなり快適な状態をキープできます。
クロッチのお手入れ方法
クロッチはしっかりお手入れをすると強度をキープして長く使用することができます。
ここではクロッチをお手入れする時のポイントを見ていきましょう。
洗濯機で洗う前に軽く手洗いしておく
ショーツを洗濯機で洗う前にクロッチ部分は軽く手洗いするようにしましょう。
クロッチ部分が汚れたままのショーツを洗濯機に入れると、尿やおりもののにおいが他の洗濯物に移ってしまうことがあります。
それを予防するためにも、40度ほどのお湯でクロッチ部分を念入りに洗い、それから洗濯用ネットに入れて洗濯機で洗うのがおすすめです。
経血がついている場合はシミにならないように早めに洗うようにします。
経血に関してはシミ取りの専用洗剤も売っていますので試してみるのもいいでしょう。
塩素系の漂白剤で消毒する
クロッチは定期的に塩素系の漂白剤につけおき洗いするのもおすすめです。
クロッチはデリケートゾーンの肌に直接触れるため蒸れやすく、雑菌がわきやすい部分でもあります。
週に1回は塩素系の漂白剤を水に溶かし、それに5分から10分程度つけおきしてから洗濯機で洗うようにしましょう。
ただしショーツの素材によっては塩素系漂白剤をしようすると色落ちの原因になることもあります。
漂白剤を使用する時は事前に注意書きを読んだり、ショーツの目立たない部分で色落ちしないかを試したりしてから使用して下さい。
干す時はクロッチの部分を念入りに乾かす
ショーツを干す時にはクロッチをしっかり乾かすようにしましょう。
クロッチはショーツの強度を高めるために布が二重に縫い付けられています。
そのため洗濯すると最も乾きにくい部分でもあり、生乾きで収納するとにおいやカビの原因になることもあります。
そうならないためにも取り込む際は乾いているかどうかを念入りに確認して下さい。
クロッチを清潔に保つコツとは?
クロッチの役割はこれまで述べたとおりですが、普段の生活で工夫をするとさらに清潔で快適な状態をキープすることができます。
ここではクロッチを清潔に保つコツをまとめました。
パンティライナーを使用する
ショーツを履く時にはパンティライナーを使用することもおすすめです。
クロッチはおりものや尿の漏れを防いで衣服を汚さない役割がありますが、生理前など人によってはおりものの量が多くなったり、尿漏れをしたりすることがあります。
そんな時にパンティライナーをあらかじめつけておくとクロッチを汚さずに済みますし、洗濯する時もライナーを外せば事前に洗うのを短縮することができます。
抗菌加工を施されているものや、二枚重ねになっていてこまめに取り換えできるパンティライナーも販売していますので、自分の使いやすいタイプを選びましょう。
生理中はサニタリーショーツを履く
生理中であれば通常のショーツにナプキンをあてるのではなく、サニタリーショーツを履くようにしましょう。
通常のショーツのクロッチは綿で出来ているものが多く、経血が漏れて乾くとごわついてしまい、肌荒れの原因になることがあります。
サニタリーショーツはクロッチが防水加工されているものや、汚れを落としやすいナイロンでできているなどの工夫がされています。
そのため経血が漏れてしまってもごわつくことが少なく、洋服に漏れてしまう心配も少ないです。
また、サニタリーショーツはクロッチ部分に隙間を作った2重構造になっているものもあります。
これはナプキンの羽根を内側に隠すことができる上に通気性も良く、いつもよりデリケートになりやすい肌を保護してくれるのでとても便利です。
このように、通常の時と生理の時でショーツを使い分けるようにすると、デリケートゾーンを清潔に保つことができるでしょう。
クロッチの役割を理解し、清潔に保って快適に過ごそう!
クロッチはショーツの強度を上げ、デリケートゾーンを保護するために欠かすことはできません。
ショーツを長持ちさせるために重要なクロッチですが、適切なお手入れをすることで清潔さを保ち、さらにショーツを長持ちすることができます。
デリケートゾーンを不潔な状態にしておくと体の不調にもつながりますので、クロッチを清潔に保ったショーツを履いて快適に過ごしましょう。
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