綿100素材のシミや汚れを自宅で落とす方法

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綿100％素材の衣類は吸水性がよく、汗をよく吸い取ってくれるので着心地がよいのがメリットです。

綿素材はインナーやショーツにもよく使われていますが、何度も使っていると洗濯をしても汚れが落ちなくなってしまうことがあります。

特に気に入っているものや、履き心地、着心地がよいものはシミや汚れを落としたいものです。

綿素材の汚れを落とす方法を紹介します。

シミの種類を見分ける

シミや汚れは種類によって使用する洗剤を使い分けることが必要です。

特に水溶性の汚れと言われるジュースやしょうゆ、汗などのシミはすぐに落とせばシミになりにくく、シミができても台所用洗剤ですぐに落ちる可能性が高いです。

ただし、放置しておくと落ちにくくなるので注意が必要です。

口紅やファンデーションなどの化粧品や皮脂、油などの油性の汚れは水や台所用洗剤だけでは落ちないことがほとんどです。

シミに高い効果を発揮すると言われる漂白剤などの洗剤を使う必要があります。

水にも油にも溶けない粘土や泥、墨汁などの汚れは自分では落とせないことがあります。

特に汚れの粒子が細かいと生地の内部まで入り込んでしまうので、専門知識がない場合汚れを落とすのは難しいでしょう。

シミや汚れは放置するほど落としにくくなります。

シミや汚れが付着したら、すぐに落とすようにしましょう。

外出先でシミや汚れをつけてしまった場合は、ティッシュやハンカチで汚れをおさえるようにして落とします。

家に帰ったらすぐにシミ抜きをしましょう。

スピーディにシミや汚れを落としたいなら塩素系漂白剤

綿100％の生地は丈夫なのもメリットの一つです。

シミや汚れを落とす際も、さまざまな漂白剤を使用することが可能です。

中でも塩素系漂白剤はシミや汚れをスピーディに落とす効果が期待できます。

ただし、使用できるのは柄のない白いものだけです。

柄ものに使うと色落ちしてしまうことがあるので注意しましょう。

また、長い時間つけておくと変色してしまうことがあります。

縮みにくいと言われる綿素材ですが、生地が傷んだり、縮んだりしてしまうこともあるのでつけこむ時間には配慮しましょう。

色柄ものには酸素系漂白剤を使用するとよいでしょう。

シミや汚れを落とす効果は、塩素系漂白剤よりは期待できませんが、色落ちしたり、生地が傷んだりする心配が少ないです。

キャップ1杯程度の漂白剤を水を張った洗面器などに入れて、一晩おいておきましょう。

お湯など温度が高いと生地の傷みにつながるので注意が必要です。

常温の水を使いましょう。

綿素材のショーツやインナーなどの汚れやシミを落とすポイントとしては、最初に汚れを軽く手洗いすることです。

ある程度汚れを落としておいた方が、漂白剤などの効果が期待できます。

汚れがひどい場合は、漂白剤を直接塗り込んでおくとよいでしょう。

つけ置きした後は洗濯機で洗います。

血液なども時間が経っていなければ落とせる

時間が経っていなければ、血液などの落ちにくいシミでも、家にあるもので落とすことが可能です。

使用するのは台所用洗剤と歯ブラシや綿棒。

コップに半分程度の水を入れ、その中に台所用洗剤をワンプッシュします。

歯ブラシに台所用洗剤を溶いた水をつけ、汚れている部分をトントンと叩きます。

その際に、生地の下にタオルを置くと作業がしやすいでしょう。

タオルを使うことで、シミが広がらないメリットも期待できます。

さらに、シミが外に広がらないように、外側から内側に向かって叩きます。

汚れが落ちてきたら、水ですすぎます。

ほとんど汚れが落ちていたら、洗濯機で洗いましょう。

汚れの種類を見分けてキレイに落とす

シミや汚れは水に溶けるもの、溶けないものなど、種類があります。

綿素材の汚れを落とすには、それぞれの種類に合わせた方法を選ぶのがポイントです。

漂白剤などを使用する際には、色柄ものには使用しない、熱すぎるお湯は使わないなど注意点も踏まえて正しく落としましょう。

また、シミや汚れは放置せず、早めに落とすことが必要です。